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季節の移り変わり自然の美しさ思い出の数々記録しています

ふたつの巨大な岩窟神殿・アブ・シンベル神殿。

スーダンの国境近くのヌピアという砂漠地域にありました。

紀元前1200年ごろ ラムセス2世という王様が建造しました。
「ファラオの中のファラオ」「太陽の王」と呼ばれた古代エジプトのヒーロー的な王様です。
ラムセス2世はこの時代としては長命で90年という長い生涯でした。
最愛のネフェルタリをはじめとして妻が7人、子供が100人という素晴らしい人生を過ごされた方でした。


アブシンベルは大神殿と小神殿がありました。
国力を誇示する巨大な大神殿(高さ32m幅38m)と寵愛したネフェルタリ王妃に奉げられた小神殿でした。


大神殿の一番奥にある4人の神を祭る場所は太陽の登る東向きに建てられています。
年2回太陽の光が神に当たるように設計されているそうです。

内部はたくさんのレリーフに埋め尽くされていました。(撮影禁止)


19世紀前半 スイスの探検家により砂の中に埋もれていたのが発見されたそうです。
1960年、ダム水没の危機をユネスコの援助により免れました。
砂漠の中にこのスケールで建造された岩窟神殿は足を2度も運ばせるほどスケールが大きいものでした。