古の昔、新潟、富山を往来する旅人は親不知子不知海岸を通らなければ旅を続けることができない状況でした。
この地は北アルプスの山々と深海で有名な富山湾という起伏の激しい地形のため 高い波が自然の力で作られやすかったのです。
荒海の日本海の波が急な山側斜面を侵食し洞穴を作るという形状になりました。
旅人がこの海岸を歩いているときに不意に高い波に見舞われると母親と子供はお互いのことを考える間もなく波にのまれあの世へと旅立ちます。
洞窟に逃げても高波にのまれてしまい命を落とすことが多かったそうです。危険一杯の海岸だったのです。
一瞬の出来事で親は子を子は親を考える暇もなく高波に襲われて命を落とす危険があるということから「親不知子不知海岸」となずけられました。
現在は親不知子不知海岸の山側には親不知観光ホテルが建っています。
大きなセントバーナードが玄関にいます。
このホテルは限定ですが一日に2部屋ぐらい愛犬連れの宿泊者を受け入れてくれています。
ホテルの海側には、「日本近代登山の父」として知られてウォルター・ウェストンの像があります。日本海を一望できる展望台もありました。
ホテルの眺望風呂は日本海の海といった具合です。
海の幸いっぱいの夕食も驚くばかりでした。
朝日がお部屋から眺められて何よりの思い出になりました。