立石寺(りっしゃくじ)は松尾芭蕉の奥の細道の中に出てくる「静けさや岩にしみいる蝉の声」を詠んだことで有名なお寺です。
別名山寺といわれていて自然に風化された岩壁や岩を掘ったような形状をしています。
歴史的には西暦860年に創建された天台宗のお寺で厳しい自然の中で修行僧が命がけで心身を鍛えた場所だそうです。
ギリシャのメテオラを思い出されるような修行のお寺が日本にもあったのでした。
夏に詣でて蝉の声聞きたかったのですが愛犬連れの旅なので秋までのばしていました。
階段の段数と自分の体力を考えると11月になってしまいました。
12月では雪が降り積もりのぼれそうにありませんでした。
段数は1070段ほどありました。
俳聖松尾芭蕉が旅の途中引き返してまでも詣でたお寺ということで
是非このお寺へは行ってみたいという気持ちが募っていました。
俳聖松尾芭蕉の像がありました。40歳後半という事です。
「不易流行」の考えから何もかも捨てて旅立つという事「勇気の人」と思いました。
登るにつれて奇岩の穴が多くみうけられました。
山寺といわれる通り山を登るような感じでした。
昔 行けたエリアは見ているだけで危険でした。胎内巡りもあったそうです。
お寺の歴史と山の形状、雰囲気とも期待通りのお寺でした。
一番上の見晴らし台は五大堂といわれていました。
駅から近いのも驚かされました。
紅葉がちょうど美しく一段と景色が心に残りました。
犬連れOKの宿 花月ハイランドホテルでのプリン