ルクソール東岸は「生者の街」 西岸は「死者の街」と位置付けられていました。
カルナック神殿は東岸にありました。
アメン大神殿、ムト神殿、コンス神殿などからなる巨大な神殿群でした。
紀元前2000年から歴代のファラオがカルナック神殿を少しづつ増築して、現存する神殿では最大の規模になったそうです。
まず40体の牡羊の頭を持ったスフィンクスが並ぶ参道がありました。
カルナック神殿は134本の太いしっかりした柱が有名です。
この柱のレリーフ等くっきりしていてなかなか見ごたえがありました。
歴代のファラオが自分の存在を残しておきたかったのか歴代のファラオの像がありました。
ラムセス2世やネフェルタリの像も2体並んでステータスシンボルのように並んでいました。
なかでも スカラベ(フンコロガシ)の像がかわいく印象的でした。
フンコロガシが糞玉を転がす姿が太陽の再生復活と重ね合わされて考えられて フンコロガシが守り神の神様の仲間になっていました。
フンコロガシの像の廻りを3回廻ると幸せになれて 願い事が叶うということでした。
しっかり廻ってきたのですが・・・・願い事がどうなるのか楽しみです。
カルナック神殿のすぐそばにルクソール神殿もありました。
入り口には巨大なラムセス2世の座像が2体、オベリスクが2本ありましたが、
右側のオベリスクはパリのコンコルド広場にあるそうです。
パリ・コンコルド広場のオベリスクは大きくおしゃれなイメージがあり遺跡という感じはしませんでした。
この辺りは街もにぎやかで今も「生者の街」でした。