コムオンボ神殿はナイル川沿にありました。
ナイル川クルーズ客船が神殿の桟橋に横付けしているかんじでした。
珍しく曇空で雨が降るかな?と心配でした。
エジプト人の案内人もこんなことは初めてといっていました。
とりあえず 傘を準備しました。
太陽が出ていないと寒く コートを着用し厚着で出かけました。
もし雨が降るとコムオンボ神殿エリアでは何年振りかの雨になります。
エジプト人は雨が降ると大喜びされるそうです。
雨はめぐみの雨なのです。
雨を期待しながら?下船しました。
残念なことに 真っ黒な空は一時間もすると青空に変わり、太陽が顔を出しました。
嬉しいのか悲しいのかいずれにしても・・・・がっかりしました。
案の定 しばらくすると夏のようになり コートを脱ぎ 半そで姿になりました。
エジプトは一日の中に夏と初冬の感じの温度差があります。
太陽がコントロールするのです。
エジプトにいると太陽やナイル川という自然の影響を大きく感じます。
「エジプトはナイルのたまもの」なるほど・・・神様がこんなに多いのも頷けました。
コムオンボ神殿は紀元前300年ごろに建てられた神殿です。
コムオンボ神殿で祭る神は、ハヤブサの神「ホルス神」と、ワニの神「ソベク神」です。
2つの神を同時に祭るので神殿自体が二重構造となっていました。
左右対称に作られていました。
神殿内のレリーフは驚くべき保存状態が良いのです。
乾燥していて雨が降らないためなんでしょうか。
世界最古のカレンダーや医療器具関係のレリーフや出産のレリーフ等しっかり残っていました。
ナイル川近くに 珍しいワニの博物館がありました。
ガラス越しにワニのたくさんのミイラをゆっくり見学できました。
ワニはそう!ここでは神様だったのでした。